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楚材晋用(そざいしんよう)

イエスタデイをうたって

闘神都市3のシュリさんがお気に入り。や、どうも、虎舟です。



冬目景さんの作品。
現在というか、おそらく未来に於いても、多分不動で一番好きな漫画に君臨するだろう作品。

各巻の刊行間隔が1年以上、ファンでなかったら買ってねーですよ。
といった感じの漫画なのですが、先月6巻と画集が刊行ということで。

冬目さんの作品というのは、独特で、
「黒鉄」はまだしも、「ZERO」とか「羊のうた」とか、人に薦められるもんじゃないよ、あれ。
と同じく冬目ファンの友人と、冬目語りをするときには必ず話します。
(冬目さんの作品は、主に話が暗いのですよ)

そんな中、「イエスタデイ」を知ったのは、1999年3月。
冬目景さんのファンではあっても、掲載雑誌(BJ)まで追っかけてなかったので、1巻の発売と共に知りました。

たしか、当時はを唯一買っていた漫画雑誌モーニングで「黒鉄」を読んでいたので、
冬目景もメジャーになってきたぜい。と比較的初期のファンとしてはほくそ笑んでいたのですが、
この一冊で「恋愛漫画は自分にはダメだ」とか「冬目景は人に薦めちゃいけない」とか、そういう自分の中の小さな矜持が音を立てて崩れ去りました。

それでも、上の友人は「イエスタデイは冬目景じゃない」とか言っているので、
冬目景ファンでも評価は分かれるかもしれません。



物語は、主に三角関係の話ですが、付き合うとか、浮気だとかそういう話ではなく。
三つの一途な想いが上手く交叉しない、そんなもどかしいお話。
(「ハチクロ」が登場人物全員片想いを売りにしましたが、これもそういうお話です)

野中晴(ハル)
本当は魚住が主人公らしいのですが、私にとってはこの漫画の主人公はハルなんです。
私は女性の好みがころころ変わるのですが、変わっても共通しているのは明るいこと。
ハルは底抜けに明るいのです。性格が。

(意外だと言われるのですが)私の本質は「陰」なので、属性が「陽」の女性はいっしょにいるだけで癒されます。
現実にハルみたいな女の子がいたら、榀子には悪いけど、10対0でハルを選ぶだろうなあ。

森ノ目 榀子
ハルが「陽」なら、榀子は「陰」。
上の理由からすると、虎はあんまり好きじゃねえんだろうなあ。と思われるかもしれませんが、
共感できる面が多いので、好きというか自分を投影してしまいます。
とりあえず、髪が長いままだったら、ここまでハル一辺倒にならなかっただろうなあ。

魚住陸生
ハルを袖にするのが許せないのですが、
一人の女性への想いが強くて、好意を持ってくれる人に応えられないというのが、非常に共感できて。
これまた憎めない。
とりあえず、脱フリーターおめでとうと言った感じ。

とまあ、そんな感じで、本来それほど好きになれないキャラを”好き”という感情で見れる、
それが冬目さんの魔力(私に限定ですけど)。



画集
秋葉原の有隣堂で予約して買った。
どうやら、秋葉原店では取り扱っていなかったらしく、他店舗から取り寄せになった。
そしたら、新刊のとこに平積みになりました。
自分の行動が何かに影響を及ぼすってなんかすごいね。

で、中身。
ほとんどハルの絵です。
ハル好きにはたまらないけど、偏りすぎ(笑)。
魚住左手しか出てない。しかも、多分、魚住じゃない? って扱い(笑)。



「愛とはなんぞや?」(1巻で、ハルが魚住に聞くセリフ)
この言葉を読んで、10年近く経った今、未だに応えることができませぬ。


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