龍馬伝 第1部2010-04-16 Fri 23:37 小学校の卒業文集、尊敬する人「坂本龍馬」。 と書いた私は、当時の同級生の誰も読んでいなかった 司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を3回読破していました。 まあ、当時住んでいたのが田舎で、 その上、文化性の高い子供があんまりいなかったからなんだけども。 そんなわけで、齢1ケタのころから歴史小説に慣れていた私は、 高校時代にとある漫画に出会います。 原作:武田鉄矢 画 :小山ゆう 「お~い 竜馬」という作品です。 この作品は、龍馬伝を面白いと思い始めた今でも、 坂本龍馬の読本としては、最高の逸品だと認識していますので、 全23巻という長い作品ですが、一度読むことをお薦めします。 (ワイド版とか出てるらしい) さて、前置きを終えて龍馬伝の話。 田中泯さんの吉田東洋がものすげー!!! たまるかー! 実際の東洋が龍馬を引き上げようとしたとか、 そういうことはなかったという記憶があるのですが、 土佐藩にとって、 長州の周布政之助、薩摩の調所広郷のような存在で、 今あげた3人は尊王攘夷派と対立したという過程で 歴史上では悪役になることが多いのですが、 各人が成し遂げた藩政改革による増収によって、 維新は成り立ちました。 これはただ単に、開国派である彼らの先進性が高かったが故で、 のちに彼らを憎んだ攘夷派が開国の指導者となるという、 皮肉ともいえる結果を産みます。 それにしても、渋い渋すぎる! 1部は吉田東洋の評価を変えるためだけに 制作されたといっても過言ではないくらい! 2部、冒頭の象二郎の号泣も良かったー! あ、あと、3大ヒロインの中では佐那子が一番大好きです。 スポンサーサイト
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